ハービー山口氏トークショー@コーツト・カフェ

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久々コーツトカフェ、行ってきました。
COUZT CAFE「藍い月」
今日の目的は、写真家のハービー山口氏のトークショー。
Leicaを手に世界で活躍する氏のお話を聞けるということで、喜んでお邪魔してまいりました。

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淡々と自分の半生を、楽しく語る語り口は柔らかく、でも自信に満ちあふれておりました。
少年時代の病気から立ち直り、ロンドンで巡り会った人々に支えられ、様々な人間模様の中で今の自分を築いてこられた話は、大変興味深く、またユニークで、氏の写真のなんたるかがなるほど伝わってくるものでした。
人に笑いと優しさを与える為の道具が写真である、と語る氏の写真は、おおよそ今の日本では目にすることの無くなった、人々の生き生きとした瞳を写しています。写真もアナログだよね、手紙もメールでやりとりしていても、本当に伝えたい感謝やその他の気持ちを送るときは、直筆だよね、等々強い思い入れとその人生哲学は、なるほど大変分かりやすくまた改めて今の自分達を考え直させるよい機会となるものでした。

いささか現況に疲れてもいるようで、今年はまたロンドンに戻りたい、とおっしゃっていた山口氏。そんな辺りが我々に託されるべき課題でしょうか。

氏もおっしゃっていたとおり、自分の写真は純粋培養だ、好きなことを自分だけのスタイルで考えて考えてやってきた姿が今にある、という理由がヒシヒシと伝わってくる作品であり、トークショーでした。
最後に少し、建築の話も。日本では古いものが躊躇無く壊されてしまう。いいものへの愛情が薄いのではないか。大事なものを大事に扱う優しい文化が無くなってしまったように思う。代官山同潤会アパートのお話でした。いつも悩む部分ですね。大事なもの、残すべきもの、伝えるもの、すべてそうだと思います。ただ、様々な問題や課題とともに、それらは後世に伝えるべき「新たな価値と姿」としっかり伴う必要もあるのが事実。それを支える技術もしかり。まだ自分の中でそうした大きな課題を持った仕事には巡り会っていませんが、どんな仕事でもそうした「あるべき姿」への挑戦は続けていきたい、というか続けていくのが、まあ、建築屋の使命なんだろうな、と感じてます。

写真にとどまらない、様々な話が聞けた今回のトークショー、直筆サイン本も入手できて、満足な会でした。

その後はいつもの美味しい食事タイム。スローフードの極地(笑)を堪能させていただきました。いやあ、いつ行っても美味しいよね~。
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▲最初にいただいたシフォンケーキ 控えめな甘さでとても美味しい 生クリームもバッチリ
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▲トークショーの中休みでいただいた(多分)マサラチャイ 砂糖いっぱい入れて甘くしていただきました
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▲チキンのグラーシュセット ワインが欲しくなりました(笑 素朴でチキンとソースのうまみがしっかり出ていて、優しい味です。

春からは少し近くなるかなあ。

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